大体の人がもっと収入が増えたら、生活が楽になるのに、もっと自由に買いたいものが買えるのにと考えると思います。
収入アップを目指して、すぐに、思いつくのは副業だと思います。
でも、何をやるかでかなり悩むと思います。
副業を勧めるサイトなどでは、自分の強みをとか、得意なことをとか、抽象的だったり、非現実的なことを紹介しているサイトも多いと思います。
最悪、これを買えば、副業ができて、収入アップなどという詐欺まがいの方法を紹介しているサイトもあります。
なにより、副業は、本業の間にできる時間と労力を使います。
時間か体力か、場合によっては両方使う場合があります。
無理をして体を壊して本業に影響が出てしまったら、本末転倒です。
そして、収入を得るだけの趣味や特技が売り物レベルで持っている人のほうが稀だと考えた方がいいでしょう。
だとしたら、どうやって、収入を増やせばいいかになると思いますが、方法の一つとして『お金に働いてもらう』ということです。
『お金に働いてもらう』とはどういうことか、簡単にいうなら、投資です。
中には、金がないから困っているのに、出来るわけがないと思うかもしれませんが、今なら、初期費用なし、少ない金額で始められる投資信託がお勧めです。
買える場所は、銀行、郵便局、証券会社がありますが、絶対にネット証券にしてください。
過去に、銀行に勧められるがままに投資信託を一度に高額で買って、安くなったからと売って、大損したという話を聞いたことが何度もあります。
銀行員は、客に儲けさせるためではなく、手数料で自分たちが儲かるために売りつけると思ったほうがいいくらいです。
銀行のやり方を詐欺とまでは言いませんが、大事な自分のお金のことなんですから最低限、2、3冊くらいは投資信託の本を読んで勉強して納得してから買うか、やめるか決めたほうがいいと思います。
銀行員に言われて投資信託を買って、お金を失ってから勉強してそんなに簡単に儲かるものじゃないとわかったという人が多いので、ちゃんとリスクとリターンを理解した上で、投資をする、しないを決めてください。でないと後悔すると思います。
ちなみに、証券会社は初期費用がかからず開くことが可能です。
投資信託の購入は証券会社の口座開設が必要です。調べると毎月500円から投資信託を買えるところがあるので、ネットの比較サイトで口コミを見て決めてもいいと思います。
積立NISAを利用した場合は、最低でも20年という期間が必要ですが利益が出ても無税なのは魅力と言えます。
しかも、毎月100円からでもできます。
普通の投資信託では利益の20%が税金にとられるので、選べる投資信託は少ないですが、おすすめです。
注意点は、どんなに口コミサイトの評判がよくても、評価が高くても、やはり、実店舗の証券会社、銀行、郵便局では、購入はやめたほうがいいです。
買うたびに手数料がかかり、解約するときにも信託財産留保額がかかるなどで投資額が少なく、儲けも減らされる可能性があるということです。
例えば、10000円投資したとして手数料が1000円かかったら9000円しか投資できないということになります。その上、解約するときにも、500円かかるとなったら、何のために少額投資を始めたのかわからない状態になります。
実際の手数料はこんなに大きい金額ではありませんが、ノーロード(手数料無料)を選ぶのは必須です。他にも、配当金をそのまま投資に充てることも必須です。
投資信託を買う場合は、何を買いたいかを決めた後に、証券会社を決めて、毎月の金額を決めます。
なぜ、先に購入する投資信託を決めるのかというと証券会社ごとに取り扱っている投資信託が違うことと、同じ投資信託なのに証券会社によって手数料がかかる場合とかからない場合があるからです。
もう一つ、ドルコスト平均法で投資信託を買うことです。
ドルコスト平均法とは、毎月、同じ日、同じ金額で買い続けることです。
最低でも10年以上の長期が基本なので、株価が下がってもろうばい売りをしないでください。逆に、いつもより買える口数が増えると考えて慌てないことです。
投資信託をする場合は、時間を味方につけると考えて、気長に続けることが大切です。
投資は10年以上先にいる自分にプレゼントを送るという気持ちで続けるといいでしょう。